ご存じの方も多いかと思いますが、
この桜は、【啓翁桜(けいおうざくら)】といいます。
しなやかな細い枝にさくさんの花が咲きそろう姿がとても華やかで、
卒業式などのハレの日を演出する花としても注目を集めています。
啓翁桜はつぼみが開くと、薄紅色をしたボリューム感のある花がキレイに咲き誇り、花の見頃を過ぎるころには葉桜としても楽しめます。
現在、受験シーズン本番。
コロナ禍の影響で今の受験生(学生たち)は入学どころか、卒業式もできず私達大人が過ごしてきた学生生活とは全く違う青春時代を過ごしているように思います。
まだまだ先の見えないこのご時世ではありますが、
どうか多くの学生が受験を突破し、啓翁桜のように晴れやかな笑顔で春を迎えて欲しいと思います。
看取介護委員会 委員長 扇山
新年明けましておめでとうございます。
皆さま方におかれましては、健やかに新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。
昨年は国内外でこれまでに類のない出来事が起き、国外ではロシアのウクライナ侵攻、国内では元総理の不慮の死に関連する諸問題を筆頭に、依然として収束の見られない新型コロナウイルスの蔓延、そしてそれに輪をかけるような急激な物価の高騰など、私たちの暮らしはますます厳しさを増しております。
富山県民としての明るいニュースは、大相撲初場所での朝乃山関の関取復帰ぐらいでしょうか。
さて2025年には、いわゆる「団塊世代」が75歳以上になり、超高齢社会が到来します。生産年齢人口の急減による社会経済活動への影響や社会保障制度の持続可能性など様々な問題もでてきます。そのような中、私たちの願いは高齢期を迎え介護が必要な状態になっても、できる限り住み慣れた地域で暮らし続けることです。
その一端を担っているのが特別養護老人ホームで、通称「特養ホーム」です。当法人の「特養ホーム」には、現在は95名前後の方が入所されており、80歳以上の方が8割を占め、まさに高齢者の「終の棲家」となっています。
また、このような特養ホームは、地域の皆さまのご協力で成り立っておりますが、コロナ禍の中、ここ数年はボランティアの休止や、秋に地域の方々と一緒に行っている「やなぜ苑まつり」などは利用者と職員のみで開催せざるを得ませんでした。一方で、ご家族との直接面会などができない状態が続いており、少しでも早く顔を合わせて面会できることを願っております。
やなぜ苑では、今年も「安心とぬくもりのあるケア」を第一に、入居者が毎日の暮らしの中に楽しみや生きがいを見いだして過ごせるよう、全職員が連携して皆さまの生活支援に努めてまいりますので、今後ともご支援ご協力のほどをよろしくお願いいたします。
砺波福祉会 理事長
「ゆずりは」は2か月ごとに作成し、苑内で行われる行事等、利用者さまに楽しんでいただくための活動の様子や、施設の取り組み、新スタッフ紹介などを掲載しています
利用者さまの生き生きとしたお姿や行事・余暇活動風景などを写真やコメントにてご紹介し、ご家族さまや地域の皆さまに苑内の様子を知っていただけるような記事作りを心がけています
「やなぜの森」は年に2回発行しており、こちらではご家庭でも使える介護のちょっとしたアドバイスや感染予防対策、防災に関する知識など毎回テーマを決めて特集を組み、お役立ち情報としてお届けしています
1月発行の「やなぜの森」では、【ご家庭における認知症あるある】を特集し、身近な事例を挙げてご紹介しています。また、認知症予防に効果的といわれている食材なども取り上げていますので、ぜひご覧になっていただければと思います
これからも皆さまに楽しく読んでいただけるような広報誌作りに努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします
2022年の今年の漢字1文字は「戦」でありました。
いよいよ、やなぜデイでもこの漢字にちなんだ何かが始まるのでしょうか・・・・・
やなぜ苑デイサービスで、今年もクリスマス会が行われました
クリスマスと言えばサンタクロース
今年もサンタさんから、やなぜデイの利用者様に
たくさんの思い出をプレゼントしていただきました。
「何がでるかな???」
この心配そうな顔を見ると、開演前の緊張感が伝わってきます。
毎年恒例、職員によるクリスマスソングの演奏会が始まり
クリスマス会のスタートです・・・
サンタも飛び入り参加し、賛歌(サンカ)を演奏(笑)しました。
結果は散々???
これが本当の「サンタ苦労~す!」です・・・・・
次のコーナーでは、
利用者様に参加していただき、「箱の中身はなんじゃろか?」を行いました。
さすがに年の功、
見事に一発で的中させるカンのいい利用者様が続出しました
これは・・・太くて、長くて・・・・、白くて(えっ!見える?)
大根かな???
その他にも、何が飛びだすかわからないクイズなどを行い、
最後には皆様に素敵なクリスマスカードがプレゼントされました
利用者様ひとり一人のクリスマスカードには、
職員から感謝のコメントが添えられていました。
これぜーんぶ(全部) サンタさんのプロデュースによる手作りです。
ありがとう、サンタさん!
今年も素敵な「クリスマス デイ」になりました
恥ずかしいから撮らんといて~ と言いながらも
よそ行きのポーズ! おまけにちゃっかりマスク外してるー
利用者様と一緒に作ったクリスマスツリーの前で、記念撮影です。
一日も早くコロナとの「戦」いが収束して、
マスクを付けず、大きな声で笑い合える
世の中、そして、デイサービスになればいいですね。
やなぜ苑デイサービスセンター
来年こそは残念挽回を誓う所長代理でした
さらに、労働安全衛生委員会で、ハラスメントの相談を一番受ける立場であり、組織運営の要でもある主任職員を対象としたハラスメント研修を実施しました。
外部講師として、土屋佳瑞先生を招いて、ハーマンモデルを活用したコミュニケーションの理解を深めました。
最後には、それを利用したゲームに取り組み、「チームワークは、それぞれが違ってこそ、力を発揮できる!」ということを体感することができました。
研修で学んだことを日々振り返りながら、普段の業務に活かし、よりよい職場になるようにしてもらいたいと思います。
持ち回りとはいえ、何十年ぶりの担当施設となり、コロナ禍でもあり心配されましたが、皆さんの協力により何とか無事終了することができました。
また、昨年はコロナの感染拡大により、オンラインでの研修会でしたが、今年は感染対策に注意しながら対面で実施しました。久しぶりのロイヤルホテルでの研修会は、県内各施設からの移動の不便さはありますが、講演の中で2人で行う対話形式の事例検討や、ストレス対処法の実技などもあり、オンライン研修より充実し、断然わかりやすかったと思います。
さて、今回の研修テーマは、「看取り」にしました。
当施設でも入所者家族から「最後まで施設で看てもらいたい」との声をよく聞きますが、入所者が長い人生を終えられる最後の時間をその人らしく迎えてもらうためにはどうすればいいか、よりよい見取りの支援をしたいと考えておられる方は多くおられると思います。
また、コロナ前までは、施設内での面会や宿泊もスムーズにできていましたが、今は、どの施設でも感染対策を優先し、面会制限などで時間を満足に取れない状況であり、看護職は、わずかな時間で、入所者、家族の意思決定を支援することが求められており、そのためのスキルアップに繋がればと思い「看取り」をテーマとしました。
講演Ⅰでは、「看取りについて~意思決定支援~」と題し、市立砺波総合病院・がん専門看護師の「平(ひら) 優子」先生にご講演していただきました。先生は、意思決定を支えるには、対象者をよく理解すること、そして相手とのコミュニケーションの仕方、多職種での連携が非常に重要であること、そして何よりも本人の意思を尊重することが大切であると言われ、これからの看取りに大いに参考となりました。
市立砺波総合病院 がん専門看護師 平先生
「看取りについて ~意思決定支援~」の講演
対面での事例検討
次に、講演Ⅱでは「ストレスとリラクセーション」と題し、公立学校共済組合北陸中央病院・臨床心理士の「富田さなえ」先生にご講演していただきました。
コロナ禍では、施設内での感染対策に非常に神経を使い、その対策に多くのウエイトを占め、毎日感染と背中合わせで勤務する職員からは、ストレスに対する言葉が多く聞かれます。富田先生は県内の小学校などにおいて教員を対象とした心理相談を実施しておられますので、日頃からのストレス発散方法を教えていただきたいと思い依頼しました。
先生は、仕事をする上でストレスを感じることは当然のこと、そのストレスによって、仕事がうまくいかないこともありますが、それはストレスが蓄積しているからだそうです。そこで大切なのは、ストレスを正しく捉えること、そして、自分自身のストレスに気づき、早めに対処することが大切であるとおっしゃられました。後半はストレス対処法として、漸進的筋弛緩法、自律訓練法(四肢重感、四肢温感)などを実践を交えて分かりやすく教えていただきました。
私も実際にやってみて、体がぽかぽかと暖かくなり、肩の緊張がほぐれた様な気持ちになりました。
講演Ⅱ
公立学校共済組合北陸中央病院 臨床心理士 富田先生
「ストレスとリラクセーション」の講演
漸進的筋弛緩法
眠っていません!自律訓練法の最中です
半日ではありましたが、実りのある時間を参加者の皆さんと共有することができました。今回の講演で学んだことを今後の業務に活かしていただければ幸いであります。
たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
次回は、特別養護老人ホーム 梨雲苑さんが登板となりますので、よろしくお願いします。
施設長
今年のやなぜ苑まつりは、「祭りだワッショイ!~距離は遠く 心は近い 笑顔かがやけ やなぜ苑~」をテーマに開催しました
さあ、皆さん、楽しいやなぜ苑まつりの様子をご覧ください
ホームBC棟では、千本引きゲームや釣りゲームを楽しみました
「魚が釣れたよー」
「何が当たるかな?」
綿菓子や甘くておいしいデザート、ノンアルコールビールもたしなみました
「かんぱ~い」
「久しぶりのビール、おいしいわ~」
「綿菓子甘いちゃ~」
皆さん、昼食をためたばかりなのに…ぺろりと食べれました
ホーム D棟では、輪投げやボーリング、射的ゲームを楽しみました
「懐かしいちゃ~ 当たりますように」
職員も真剣に射的ゲームにトライました「利用者さまには負けられません!」
お楽しみ抽選会もありワクワクドキドキ楽しいひと時です
ショートステイ E棟では、花火の映像をみながら、昔懐かしい「よごし」を食べたり、甘いチョコバナナも食べました。その後も麦や節、おわらなどの踊りを鑑賞しました
「甘いのも塩辛いのもおいしいなー」
「昔はよごしをよく食べたよ!おいしいちゃ」
やなぜデイサービスでは、職員による尻相撲、モグラたたき、ボーリングを楽しみました。
「かわいらしいお相撲さん」
「さぁどのお尻が強いかな?」
皆さん真剣
「モグラさん、早く出ておいで~」
庄東デイサービスでは景品釣りゲームや紙風船割ゲームで盛り上がりました
紙風船割は目隠しをしてスイカ割のように・・・・「割れた」
秋も深まり、食欲が出る季節になりました。
昨年から、草木染めにハマっています。
我が家では、秋、恒例の栗の渋皮煮を作りました。
作った後の廃液がもったいないと思い、シルクストールを染めてみました。
あら不思議、栗からは想像がつかない程の 綺麗なピンク色に染まりました。
また、庭の花壇には、マリーゴールドもきれいに咲き誇っています。
こっれて染められるのかな? マリーゴールドの花も染めてみました。
黄色? ゴールド? 微妙ですが、思った以上に素敵な色に染まりました。
去年は、藍染めと、キハダ染めをしました。
これからも、いろいろな草木で、
コロナ禍で暗い世の中を明るく染めてみたいと思います。
在宅介護支援センター 相談員
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