私の祖母は、長い間施設にお世話になっています。
今年の春、母から「おばあちゃん、ご飯が食べれなくなって経管栄養になってる。いつ行っても目を開けず、眠っている。」と連絡があり、慌てて面会に行ってきました。
一回り小さくなった祖母が、目を閉じてベッドで休んでいました。
耳元で「おばあちゃん!」と呼ぶと、「はーい!」と返事をしてくれほっとしました。
家族の事情で、自宅では過ごすことが難しくなり、本人なりに納得して施設でお世話になりました。
段々低下していく祖母の姿をみて、「おばあちゃんは幸せだったのかな?」と今になって祖母の人生を振り返りました。
祖母が幸せだったと思えるよう、たびたび顔を見に行きたいと思いました。


やなぜ苑在宅介護支援センター        所長代理