6月26日、認知症ケア向上委員会で、新規採用職員を対象に研修会を行いました。新しい職員の皆さんは、それぞれに認知症介護に対する疑問点があると思い、あらかじめ質問事項を伺うアンケートを行い開催しました。

*認知症にはどのような種類があって、どのような症状がみられるか?また、それぞれの対応方法を知りたい。
*利用者との関わりの中で、自分の感情をうまくコントロールできない。
*話が伝わりにくく、友達と話すような口調になってしまう。
*個別に対応したいと思っているが、余裕がない。業務に追われてじっくり関われない。この現状をどうしたらよいか悩んでいる。

 これらの質問に対して、先輩職員として知識、技術、そして経験を交えて、お話しさせていただきました。少しでも日々の業務に役立てばと思っています。研修会の後半は、やなぜ苑でのユマニチュードの取り組みについてを説明し、ユマニチュードの特集番組の録画を全員で観ました。このところ取り組みへの意識が薄れてきているように思っていたので、ちょうど良いタイミングでした。これを機会に、ユマニチュードを活発に実践していきたいです。

                                   認知症ケア向上委員会委員長 吉田 真樹