2019年4月 施設長ブログ2        DSC_1482(縮小01)    

 

 

 初めて見る やなぜ苑周辺の桜は、見事に満開となっている。今年は暖冬で雪が少なく、餌もあり野鳥の被害が少なかったからなのだろ。

 

苑の周りには立派な桜が何本も植えてあり、不思議に思い調べてみると、ここは、かつて柳瀬尋常高等小学校と庄西中学校のグラウンドがあった場所であり、そこに、やなぜ苑が建設されたとのことである。

 

明治36年に柳瀬村長の2代目佐藤助九郎氏の多額の寄附により、柳瀬尋常高等小学校が建てられ、昭和10年には村長で3代目佐藤助九郎氏の多大な貢献により、県下一を誇る鉄筋コンクリート3階建ての校舎が新築されている。その後、昭和24年には柳瀬小学校を庄西中学校としたものである。

 

現在入所しておられる何人かは、かつての柳瀬尋常高等小学校で学び、この桜を眺めていたのであろうか。時代は平成から令和に移ろうとしているが、今年は平成最後の桜と見えてひときわ輝いて見える。

 

向から、陽気に誘われて、職員と一緒に入所者の方が、楽しそうに車椅子で花見の散歩に来られている。平成の桜は、まもなく散り行くであろうが、明治から平成の時代を生きた桜に想いを馳せながら、来年の新しい時代はどの様な花が咲くのであろう。やなぜ苑にも負けじと新しい時代に向けた花を咲かせたいものである。

 

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            やなぜ苑  
             施設長 齋藤幸二




写真手前の2つの石は、江戸城の石垣の石